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叙唱詩を奏でし悪魔Ⅱ

ウリエル「おい、ミカエル」 ミカエル「?……なんだ」 ウリエル「俺のメタトロンは一体いつになったら記録天使長になれるんだ?」 ミカエル「私に聞くな。私でも分からないことはある。そういうことは主がお決めになることだ」 ウリ […]...

叙唱詩を奏でし悪魔

ラハヴ「おや?……可愛らしい侵入者さんですね。ここは天使だけが入ることを許されるメビウスの天使区画ですよ」 ナハト「え、じゃあ……お兄さんは天使なの?」 ラハヴ「……ええ、そうですよ」 ナハト「ボク、ラドゥエリエルさまを […]...

僕のヴァレット

※R-18 もうどれほどの月日が経っただろうか。自分をベルフェゴールと知り、僕は『僕』を拒絶した。それでも、どんなに否定しようと僕は『僕』だった。だから、僕は『僕』を心の底では拒めずにいた。それを初めから悟っていたベルフ […]...

リンとナハトの邂逅

ラン「血肉が足りない……」 屍の血を啜り、肉を喰らい、骨を噛み砕くラン。その姿を、ナハトは戦慄しながら建物の陰で見ていた。 普段は温厚で優しい彼が、深夜抜け出して狂気に染まり、こうして殺戮を繰り返しているなんて、誰が想像 […]...

怠惰ノ悪魔を受け入れし者

メッフィー「パルタ様!」 天使の攻撃を、身を盾にしてパルタに当たらないように動くメッフィー。 パルタ「血が……」 メッフィー「大丈夫です。ベルフェゴール様も、貴方も、必ずお守り致します」 返り血と、自分の血が染み込んだ魔 […]...

マスカレードの鬼ごっこ

かれこれ30分は走っただろうか。 城を出てロードワークがてら走り飛んで来たゼピュロスの祭殿。そこで見つけた影に、シャオンは足を止めた。 「てぃ、ティオ(レチタティーヴォ)?」 汗一つかかず壁に背を預けるレチタティーヴォに […]...

ボクに溺れてⅡ

すべては自身の崇拝するレチタティーヴォとシャオンの為。 そう頭に言い聞かせて、ヴァルスはシャオンをベッドに組み敷いた。 押し倒された当人は、唐突な出来事に疑問符を出すばかり。 その無防備さに、レチタティーヴォにいろいろと […]...

ボクに溺れて

※R18 性交を除く性描写があります 著作 レチタティーヴォ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓...